お盆休みの人出激減 北海道、沖縄では前年の半分程度に ドコモ推計

新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、今年のお盆休みは全国の主要駅・空港や繁華街で人出が激減した。NTTドコモの推計によると、前年と比べて新千歳空港(北海道)や那覇空港(沖縄県)では人の流れが半減していた。都道府県知事の中には移動を控えるよう求めた首長もおり、多くの人が旅行や帰省を自粛したとみられる。
NTTドコモが携帯電話の位置情報を基に全国95カ所の11~14日(午後3時時点)の人出を調査。2019年8月の平日の平均値と比較した。
このうち主な駅・空港の14日の人出は、東京・品川駅が60・9%減と最も減少し、新千歳空港53・5%減▽那覇空港48・9%減▽名古屋駅41・2%減▽博多駅36・1%減▽京都駅27・8%減――などの結果が出た。札幌・すすきのや大阪・梅田などの繁華街も20%台の落ち込みがあった。
小池百合子都知事が「特別な夏」として旅行や帰省の自粛を呼び掛けた都内は、東京駅で11~14日の全日で人出が50%以上減少。渋谷センター街などの繁華街でも連日30%前後の落ち込みがみられた。杉本達治知事が東京からの帰省自粛を呼び掛けた福井県では福井駅で14・1%減(14日)、感染拡大地域との往来自粛を求めた秋田県では秋田駅で30・6%減(13日)となった。
JR東日本によると、16日の東北や北陸新幹線上り線の自由席乗車率はいずれも100%を割り込み、例年のようなUターンラッシュはみられなかったという。【李英浩】