国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)と大阪大は18日、両機関に在籍した男性医師が執筆した研究論文5本で、
捏造
( ねつぞう ) や改ざんの不正があったとの調査結果を発表した。がんの合併症を防ぐと期待される薬の効果が、実際より高くなるようデータを操作してグラフを作成するなどしていたと認定した。両機関は今後、男性医師に不正認定した論文を取り下げるよう勧告する。
大阪大などは、この論文を参考にして肺がん患者を対象に臨床研究を進めているが、実際に薬を投与された患者への健康被害は確認されていないとしている。