三重県桑名市の木曽川右岸で7月、岐阜市長良井田、パート稲見美紀さん(56)の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された夫で会社員の稲見勝利容疑者(55)が、美紀さんを殺害した後に出勤し、丸1日、遺体を自宅に放置していたことが3日、捜査関係者への取材でわかった。普段通りに出勤することで、周囲に異変を悟られないようにしたとみられる。
発表によると、稲見容疑者は岐阜市の自宅で、美紀さんの首を絞めて殺害した疑いが持たれている。
捜査関係者によると、遺体や現場の状況から、美紀さんが殺害されたのは7月29日午前3時頃と判明。稲見容疑者は同日、市内のビル管理会社で勤務し、アルバイトにも出勤。翌30日未明頃に帰宅してから、桑名市まで遺体を車で運んだとみられる。調べに対し、「(遺体を)捨てる場所を探し、桑名にたどり着いた」などと供述しているという。
また、美紀さんの友人から「美紀さんと連絡が取れない」と問い合わせがあった時も、「後で電話をさせます」などと答えていたという。