菅内閣、今夜発足…感染対策・規制改革・デジタル庁創設に取り組む

自民党の菅義偉総裁(官房長官)は16日午後、衆参両院の本会議で第99代首相に指名される。ただちに組閣に着手し、同日夜には菅内閣が発足する。新政権は新型コロナウイルス対策と経済再生に最優先で取り組むとともに、官民のデジタル化の進展を目指す。新内閣の顔ぶれも全て内定した。
衆院は16日午後1時から、首相指名選挙を行った。参院は午後1時半過ぎからの予定だ。菅氏は衆参両院で首相に指名された後、公明党の山口代表との党首会談に臨み、連立政権の維持を確認する。皇居での首相親任式と閣僚認証式を経て、菅内閣が正式に誕生する運びだ。夜には記者会見を行い、政権の基本方針を表明する。16日召集された第202臨時国会の日程は18日までの3日間。
新内閣では、自民党で新型コロナウイルス対策にあたってきた田村憲久・元厚生労働相を厚労相に再登板させる。加藤勝信厚労相を内閣の要の官房長官に据え、西村康稔経済再生相を続投させることで、コロナ対策の継続性を重視した布陣を敷く。組閣にあたって菅氏は、縦割り行政の打破や規制改革の断行、「デジタル庁」創設などに強い意欲を示している。自身に近く発信力のある河野太郎防衛相を行政改革相に起用するほか、デジタル担当の閣僚には平井卓也・元IT相を充て、専門性のある閣僚を通じて看板政策の実現を図る。