家庭ゴミを無許可で回収し、違法に廃棄したとして、警視庁生活環境課は8日、目黒区五本木3の産業廃棄物収集業者「首都圏サポート」社長の松永篤容疑者(45)=同区鷹番3=ら男2人を廃棄物処理法違反(無許可収集運搬、投棄禁止)容疑で逮捕したと発表した。同社も同法違反容疑で書類送検した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、在宅勤務や宅食が増加して家庭ゴミは増加傾向にあり、同課は回収を巡るトラブルに警戒を強めている。
逮捕容疑は、自治体から家庭ゴミ収集の許可を得ずに、3~6月に江東区などの一般家庭から家具・家電などの不用品を収集、2~3月には目黒区内の家庭ゴミ集積所に区外で収集した衣類や食品を捨てたとしている。「廃棄物だったかわからない」などと容疑を一部否認している。
同社はホームページでゴミ収集のほか遺品整理や新型コロナウイルスの消毒、家事代行などを請け負う「便利屋」を自称。同課によると、松永容疑者らは家庭ゴミの回収費用として1回100万円超を請求することもあった。【斎藤文太郎】