毒キノコの「ツキヨタケ」が原因とみられる食中毒が今月、相次いで岐阜県内で発生した。県生活衛生課は、食べられるヒラタケやシイタケと似ているため、注意を呼びかけている。
同課によると、飛騨市の家族4人が10日夜、同市の山林で採取したツキヨタケを煮込みうどんに入れて食べたところ、1時間後に
嘔吐
( おうと ) などの症状が出て入院した。全員快方に向かっている。
11~12日には、郡上市の親子が、同市の山林で採取したツキヨタケをホイル包み焼きやみそ煮で食べ、嘔吐の症状が出て医療機関で受診した。2人とも回復している。
ツキヨタケは、ブナなどの枯れ木に自生し、食べると嘔吐や下痢、腹痛などの症状が出る。県内で1967年から2019年までに発生したキノコによる食中毒計36件のうち、20件がツキヨタケが原因。16年から19年までは、キノコによる食中毒はゼロが続いていた。