河井克行被告、新たに弁護人選任 買収事件、審理再開へ

昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた元法相の衆院議員河井克行被告(57)が、新たに弁護人を選任したことが21日、関係者への取材で分かった。元法相は9月15日に弁護人を解任し、公判が中断している。東京地裁は審理再開に向け、新たな弁護人と協議する見通し。
元法相は9月15日の公判後、弁護人6人を全員解任した。関係者によると、過密な審理日程や保釈が認められないことに不満を抱いていた。一部の弁護士が再び選任されたほか、新たに加わった弁護士もいるという。