鶏のふんを2000トン 不法投棄容疑で養鶏業者の土地を現場検証 宮城

鶏のふんを不法に投棄したとして、宮城県警生活環境課は20日、廃棄物処理法違反の疑いで大崎市三本木にある養鶏業者2人の土地を現場検証した。
捜査員11人や保健所職員らがふんの量など投棄状況を確認した。県警は約10年間にわたり約2000トンのふんが投棄されたとみており、2人の関与や総量の特定を進める。
7月中旬、周辺住民から大崎保健所に「雨が降ると汚水が流出する」と連絡があった。職員が投棄を確認し、警察に相談した。【藤田花】