大阪の未来の選択は…都構想住民投票、11月1日投開票

大阪市を廃止して4特別区に再編する大阪都構想の是非を問う住民投票が1日行われる。大阪市内の有権者約223万6千人が対象で、即日開票される。結果には法的拘束力があり、賛成が反対を1票でも上回れば、令和7年元日に政令市の大阪市を廃止して中核市並みの権限を持つ4つの特別区を設置することが決まる。
市選挙管理委員会によると、10月30日までの期日前・不在者投票の投票者数は有権者の約16・5%にあたる36万9027人。
都構想は、成長戦略など広域行政を大阪府に一元化し、教育や福祉など住民に身近な行政は特別区に委ねる制度改革。平成27年5月の住民投票では5特別区に再編する案が諮られ、約1万票の僅差で否決された。今回の住民投票で賛成多数となれば、大阪市は淀川▽北▽中央▽天王寺-の4特別区に再編される。
推進派の大阪維新の会や公明党は「都構想の実現で府市の二重行政が解消し、住民サービスは拡充する」と主張。一方、反対派の自民党や共産党などは「政令市の強い権限や財源が失われる。住民サービスは低下する」と訴えている。
都構想の住民投票は、大都市地域特別区設置法に基づいて実施され、投票日当日も街頭活動が認められている。推進、反対両派は1日も街頭や投票所周辺で呼びかけをする予定だ。
1日の投票は市内365カ所の投票所で、午前7時~午後8時に受け付ける。