33万羽飼育の養鶏場で3800羽の死確認 香川の鳥インフル 県が殺処分開始

香川県は5日、同県三豊市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生したと発表した。県によると、採卵用の約33万羽を飼育する養鶏場で、敷地内に12の鶏舎があり、うち1鶏舎で1~4日に約3800羽が死んでいるのが確認された。4日に13羽を検査したところ、死んだ11羽全てから陽性反応が出たという。
県は5日午前から殺処分を始めた。3~5日間程度で完了する見込みで、殺処分した鶏など688トンを養鶏場の敷地内に埋めるという。
発生した養鶏場の周辺には、半径3キロ圏内に26カ所、10キロ圏内に115カ所(26カ所含む)の養鶏場がある。3キロ圏内は移動制限がかかり、3~10キロ圏内は圏外への鶏や卵の搬出が制限された。
発生した鶏舎に窓はなく、設計上は野鳥が侵入することはない。施設の劣化などで穴があき、ネズミなどが侵入した可能性もあるという。県は自衛隊に派遣要請する。【潟見雄大】