大学入試センターは6日、来年1月に初めて実施する大学入学共通テストでの新型コロナウイルス感染予防対策を発表した。受験生全員にマスク着用を義務づけるほか、試験途中で体調不良になっても追試を受けることができるとした。
共通テストは大学入試センター試験の後継で、計53万5244人(10月14日現在)が出願。全国に試験会場を設けるために統一した対応が必要で、入試センターはこの日、会場となる大学などに対策を通知した。
対策では、マスク着用を常時求めるものの、感覚過敏などで着用が困難な場合は事前に申請してもらい、別室受験も可能とした。発熱やせきなどの症状がある受験生については、チェックリストで受験の可否を判断することを定めた。
無症状の濃厚接触者は、検査結果が陰性で、公共交通機関を利用しないなどの要件を満たせば、受験を認める。ただ、試験前日の午前10時までに検査結果などを自分で記した書面を提出することが必要だとした。
これまでのセンター試験では、試験日に1科目でも受けた受験生は追試験の対象外だったが、共通テストでは、こうした受験生も体調不良を申し出れば、追試験の受験申請ができることを明記した。