学長「見解、今は控える」 山形大の教授間パワハラ問題

山形大有機エレクトロニクス研究センター(山形県米沢市)で、教授らの間でパワーハラスメントがあったとされる問題を巡り、同大の玉手英利学長は5日の記者会見で、相談があったことを認める一方で、「対応中の段階で、学長が公に考えを述べることは関係者に大きな心理的な負担を与え、適切ではない」と述べるにとどまった。
同大職員組合が2日、複数の教授らが4人の男性教授らに不当な評価を行うなど、パワハラがあったと指摘した。同大によると、8月に相談を受け、9月に特別対策委員会を設置。調査委員会で聞き取り調査を行う予定だったが、申し立て側とその手法を巡って意見の相違があり、実施できていないという。
同大は「対策委で一定の結論が出て、懲戒に該当するハラスメントなどがあった場合は、社会に対して説明したい」と話した。【日高七海】