鶏卵大手、要望直後に現金提供か 吉川元農相に国際基準「反対」を

鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)グループの元代表(87)が2018年11月、農相だった吉川貴盛衆院議員(70)=自民=に対し、家畜の飼育に関する国際基準の内容に政府として反対するよう要望書を提出した直後に、現金を渡したとみられることが4日、関係者への取材で分かった。業界団体の要望を実現させる狙いがあったとされる。
吉川氏は18年~19年の農相在任中、3回にわたり計500万円を受け取った疑いがある。うち1回は、18年11月に家畜を快適な環境で飼育する「アニマルウェルフェア」の国際基準を巡り、元代表が他の鶏卵業者らと共に吉川氏を訪れた直後だった。