検審議決「社会に影響大」 黒川元検事長の賭博問題

東京高検の黒川弘務元検事長(63)の賭けマージャン問題で、東京第6検察審査会は、賭博容疑で告発され、不起訴(起訴猶予)処分を否定し「起訴相当」と議決した理由について「継続的な賭博行為が社会に与えた影響は大きい」と指摘した。議決は8日付。
24日公表の議決書では、黒川氏を「検事長の職にあり、刑事罰の対象となる違法行為を自制し、抑止すべき立場にあった」と認定。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言のさなかでもマージャンに及んだと指摘し「中止することが容易なのに漫然と続け、動機や経緯に酌むべき点はない。規範意識が鈍麻している」と批判した。