かんぽ生命保険の不正販売を報じた番組を巡り、NHK経営委員会が2018年に当時の会長を厳重注意した問題で、NPO法人「情報公開クリアリングハウス」(三木由希子理事長)は8日、経営委が関連する議事録を「開示」と称して実質的に不開示の内容で公表したことについて「公文書管理法及び情報公開法の趣旨に明らかに反し、許されない」などとする意見書を経営委に郵送した。
NHK情報公開・個人情報保護審議委員会が昨年5月に全面開示を答申した議事録について、経営委はそのまま公開せず、公表済みの簡単な議事概要を切り貼りした文書を「開示」と銘打って公開しただけだった。これについて意見書は「保身や自己都合による情報隠ぺいや改ざんのそしりを免れない」と批判。「事実関係と情報公開に対する基本的な認識について説明すべきだ」などと訴えている。【大沢瑞季】