和太鼓や連獅子、富士山も=日本の特色押し出す―ラグビーW杯開会式

ラグビーワールドカップ(W杯)開幕戦前に東京スタジアム(東京都調布市)で催された開会式では、和太鼓や連獅子、富士山など日本の特色が前面に押し出された。約20分間の式典では、幻想的な映像と約1000人の出演者が鮮やかに融合した。
冒頭、海や山など15の神をダンサーが演じ、黄金の稲穂をプロジェクションマッピングで描いて大会成功を祈願。祝祭の和太鼓が響き、阿波おどりを模した踊りが繰り広げられる中、12の開催都市の様子がグラウンド上に映し出された。
W杯の公式マスコット「レンジー」のモチーフ、紅白の親子獅子が舞う連獅子を、歌舞伎俳優の市川右團次さん親子が披露。出場チームの旗を持った子どもら約350人が、富士山を模したグラウンド上の立体スクリーンを囲ってチームを紹介した。続いて、過去の大会のハイライト映像が流れる中、子どもたちが大会歌を合唱した。
サプライズも。立体スクリーンが割れると、2011、15年大会を連覇したニュージーランドの主将だったリッチー・マコウ氏が、優勝杯を掲げて登場した。
「めったにないチャンス」と初めてラグビー観戦に訪れた東京都墨田区の会社員柳田梓さん(27)は、桜のジャージーに顔にはレンジーのシール。「日本らしい演出で良かった」と笑顔で話した。
開会式前には、航空自衛隊の曲技飛行チーム、ブルーインパルスが、会場上空に桜の花を描いた。