札幌管区気象台は15日、低気圧が急速に発達しながらオホーツク海に進み、北海道内付近が強い冬型の気圧配置となる影響で、16日にかけて日本海側で「数年に一度の猛吹雪となる恐れがある」と発表した。外出を控え、大雪や暴風、高波に注意するよう呼び掛けている。
JR北海道は15日、函館―札幌間など特急29本を含む計120本を16日に運休すると決定。渡島管内や胆振管内の小中学校など107校も同日休校する。
気象台によると、16日は太平洋側東部で強風となり、日本海側南部でも風が急速に強まって降雪を伴い、次第に道内全域で暴風となる。低気圧の中心気圧はピーク時で950ヘクトパスカルにまで発達すると予想される。荒天は道内全域で17日まで続く見込み。
16日から17日に予想される陸上の最大風速(最大瞬間風速)は、日本海側南部で25メートル(35メートル)、日本海側北部と太平洋側西部で23メートル(35メートル)。波の高さは太平洋側と日本海側南部で8メートルの大しけとなる見込み。最高潮位は16日早朝の釧路市や根室市の周辺で160センチと予想されており、根室市は15日、防潮堤を閉め、図書館などに避難所を設置した。
予想される24時間の降雪量は、16日午後6時までに日本海側40センチ、太平洋側東部30センチの見込み。気象台は大雪による交通傷害、湿り雪による電線の着雪、雪崩などにも注意を呼び掛けている。【土谷純一、本間浩昭】