奈良で鹿せんべいが値上げで200円に 消費増税に合わせ28年ぶり

奈良公園(奈良市)に生息する国の天然記念物「奈良のシカ」の餌となる「鹿せんべい」が10月1日、1束150円から200円に値上げされる。鹿の保護活動に取り組む「奈良の鹿愛護会」が明らかにした。原材料費が値上がりし、売り上げの一部を充てる鹿の保護活動費もかさむため。消費増税に合わせて、28年ぶりに改定する。
「鹿せんべい」は米ぬかと小麦粉が原材料。直径約9センチの円形で10枚1束で販売し、月約20万束売れる。
鹿に餌を与える習慣は江戸時代からあったといい、現在の形で鹿せんべいが販売されるようになったのは1913年から。91年に100円から150円に値上げされていた。【小宅洋介】