北海道留萌市の女児が父親と継母から虐待を受けていたとされる事件で、2016年3月に児童相談所に一時保護された女児と弟が、2~3年前にも保護されていたことが関係者への取材でわかった。その後、一時保護は解除され、道警はきょうだいが家庭に戻った後、虐待が深刻化したとみている。
会社員の父親(38)と無職の継母(37)の両容疑者は16年2月頃、自宅で、9歳だった女児の頭を複数回殴り、切り傷を負わせたとして傷害容疑で逮捕された。捜査関係者によると、女児と弟の体には時期の異なる重いやけど、打撲の痕跡が数十か所あったという。
関係者によると、女児は13年1月、顔にあざが見つかり、弟は14年3月、腕の骨折が確認され、それぞれ道立旭川児相に一時保護されていた。旭川児相は13、14年の一時保護を解除した経緯などについて「個別の事例は答えられない」としている。