山形県米沢市城南の山形大工学部有機エレクトロニクス研究センターで2020年6月に起きた火災で、米沢署は火をつけたとして同センター関係者の男を、現住建造物等放火未遂の疑いで、山形地検に書類送検した。
送検は12日付。捜査1課によると、男は同年6月17日、同センター10号館3階の有機トランジスタデバイス開発室で、火をつけてごみや壁の一部などを焼損させた疑い。
捜査関係者や同大関係者によると、男は同センターの研究員で、火災の数日後に県内で自殺とみられる遺体で発見された。男は出火当時、消火作業にも当たっていたという。
一方、山形大職員組合は同年11月、男を含めた同センターの非常勤(有期雇用)の教授や研究員計4人が、同じ研究室の常勤の男性教授からパワハラ行為を受けているとの訴えを発表。これを受け、同大は外部の有識者らでつくる「調査委員会」を設置した。