福島県の会津坂下町観光物産協会(高久栄一郎理事長)の事務局長の男性(39)が、協会の2020年度会計などから約685万円を着服していたことが18日、判明した。被害額は全額弁償済みで、刑事告訴はしない方針という。
協会によると、男性は会計事務を1人で担当。19年2月~今年2月、複数回にわたり、協会で管理する銀行口座から金を引き出したほか、今年、会員会費として預かった現金なども着服して使い込んだという。
男性は今年に入り、通帳を見せるのを拒むなど不審な点があり、協会が残高を確認したところ発覚した。男性は「先物取引などに使った。大変申し訳ない」などと話し、全額を返済。依願退職したという。
協会では他にも不正がないか精査を続ける。高久理事長は「協会員や関係各位に申し訳ない。管理監督責任は私にある。再発防止に努めたい」と話している。【三浦研吾】