2日午前8時20分ごろ、大阪メトロ御堂筋線天王寺駅(大阪市阿倍野区)の下りホームで、停車中の運転士から「線路から炎と煙が見えた」と同社に連絡があった。駆け付けた駅職員が線路上にある電気装置付近で焦げたビニール袋を発見した。けが人はいない。大阪府警阿倍野署はビニール袋が装置に接触して発火した可能性があるとみて、詳しい出火原因を調べている。
大阪メトロによると、御堂筋線は全線で約1時間運転を見合わせ、上下線で計38本が遅れた。通勤ラッシュ帯を直撃したため、約10万7000人に影響が出た。
天王寺駅では一時、ホーム内への入場が制限された。改札付近は多くの利用客で混雑し、駅の窓口で遅延証明書を受け取る人の姿も目立った。大阪市天王寺区の男性会社員(32)は「会社の始業時間に遅れそうだ」と困った様子で話した。【郡悠介、澤俊太郎】