息子2人の顔面を殴るなどして軽傷を負わせたとして、福島県警郡山署は20日、会社役員の父親(31)(郡山市)と、事務員の妻(28)(同)を傷害の疑いで逮捕した。同署は暴力をふるった経緯などを捜査している。
発表によると、父親は今月13~18日、自宅内で息子(当時3歳)の顔をベルトで殴り、妻は同時期、息子(当時4歳)の顔を平手打ちするなどし、それぞれ全治1週間のけがを負わせた疑い。2人は「けがをさせたのは自分たちで間違いない」と供述しているという。
同署によると、県中児童相談所(郡山市)から18日、「虐待の疑いがある児童を保護した」と通報があり、事件が発覚したという。父親らは5人家族で、子供がもう1人いたが、けがなどはなかったという。