オウム真理教の後継主流派「アレフ」の出家信者が公安調査庁による立ち入り検査を妨害したとして、警視庁公安部は17日、教団の「新保木間施設」(東京都足立区保木間5)に住む嶋津孝之容疑者(63)を公務執行妨害容疑で逮捕した。公安部は同日、この施設を同容疑で家宅捜索し、関係資料を押収した。
逮捕容疑は16日午前10時ごろ、新保木間施設の玄関前で、団体規制法に基づく立ち入り検査に入ろうとした公安庁の男性調査官(36)の右手首をつかむなどして検査を妨害したとしている。警視庁が公安庁からの告発を受けていた。認否は明らかにしていない。
立ち入り検査は同日午後3時40分ごろまで行われ、教祖だった松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚(執行時63歳)の写真や説法を収録した教材などが確認されたという。公安部によると、新保木間施設は道場などを備え、信者約20人が暮らしている。【斎藤文太郎】