下水を採取、ウイルス流行状況を調査…小池知事「感染拡大の早期感知を」

東京都の小池知事は16日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの流行状況を調査するため、下水の採取を始めたと明らかにした。若年層で感染が拡大していることから、都立学校の周辺など10か所のマンホールから採取した下水を検査するという。
都によると、下水の採取は今月15日に始め、4月末まで続ける予定。採取した水は、都健康安全研究センター(新宿区)で新型コロナウイルスが含まれているかを検査するとともに、感染力が強い変異ウイルスかどうかも調べるという。
都は昨年も下水処理施設で採取した下水で調査を行ったが、感染力のあるウイルスは検出されなかった。今回は排水場所近くで採取してウイルスの検出を試みるといい、小池知事は「感染拡大の早期の感知につなげたい」と話した。