エヴァンゲリオンの偽ポスター販売容疑 会社員を書類送検

人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクター「惣流・アスカ・ラングレー」の偽のポスターを販売したなどとして、神奈川県警横須賀署は19日、東京都世田谷区、会社員の女性(45)を著作権法違反容疑で書類送検した。「小遣い稼ぎでやった」と容疑を認めているという。
書類送検容疑は2020年9月12日、惣流・アスカ・ラングレーの偽のポスター1枚をフリーマーケットアプリで7900円で販売し、アニメの著作権を管理する会社の権利を侵害したとしている。さらに、同年11月27日には、自宅で同じアニメの「綾波レイ」や「碇シンジ」など2作品の3キャラクターを複製した偽のポスター計52枚を販売目的で所持していたとしている。
同署によると、女性はオークションサイトで偽のポスターを購入し、より高値で転売する方法で利益を得ていたとみられる。「20年6~11月、約120万円を売り上げた」と話しているという。
作品を巡っては、シリーズの映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が3月に公開され、大ヒットしている。【洪香】