紀州ドン・ファンと親交、デヴィ夫人「真相一刻も早く明らかに」

「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の会社社長、野崎幸助さん(当時77歳)が変死した事件に関連し、野崎さんと親交があったタレントのデヴィ夫人が28日、毎日新聞の取材に応じた。元妻の逮捕について「事件から3年も経過しているが、真相が一刻も早く明らかになることを望んでいる」と語った。
デヴィ夫人は、同県白浜町で開催された野崎さんのパーティーに招待されるなど交流があった。事件直前には野崎さんの愛犬「イブ」が突然死し、葬儀などについて頻繁にやり取りしていたという。
デヴィ夫人は「愛犬を本当に可愛がっており、幸助さんは葬儀をするつもりでいた。その前に覚醒剤を大量に使って自分で死ぬことはあり得ないと思っていた」と振り返った。【澤俊太郎】