17日放送のフジテレビ系「めざまし8(エイト)」(月~金曜・午前8時)では、開催が危ぶまれている東京五輪について特集した。
五輪開催を断念した場合、日本に巨額の賠償責任が発生するのではないかという見方について、コメンテーターとして出演の元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は「賠償金が発生するから、やらなければいけないのではないかという理屈が僕は気にくわないんですよ」と、まずコメント。
「どんな契約であったとしても、公序良俗、一方的にものすごい不利益を与える契約は無効になるっていう法理論があるわけですから。コロナになって別に誰に責任があるわけでもない中でIOCの方がかかった経費の最低限以上に何百億円、何千億円というある意味、利益分を乗せてくるような損害賠償なんて通りませんよ」と断言した上で「こんなの徹底的にやり合ったらいいんですよ。IOCのひどさというのを明らかにすれば、世界各国もオリンピックやろうなんて思いませんよ。IOCもそこまでバカじゃないし、ちょっとした経費分くらいは保証しなければ分からないけど、莫大な損害賠償金なんてのを恐れて、日本が判断を躊躇(ちゅうちょ)するなんて主権国家としてあり得ないと思うし、IOCだって保険なんて入っているでしょ」と続けていた。