大阪の吉村洋文知事が二重変異株対策に「時間を稼ぎワクチンを広める」と警戒

大阪府の吉村洋文知事が21日、大阪府庁で囲み取材に応じた。大阪で判明した新型コロナウイルスのインド二重変異株について「渡航歴のない方からも判明し、市中感染が生じている可能性があると思っている。すでにインド株は入ってきており、二重変異株の市中感染が今後広がっていくと思う」と強い警戒感を示した。現在、休業を要請している百貨店や大規模商業施設の再開についても「社会での日々の暮らしがあるのもわかっている。色々な施設、デパートを再開すべき、倒産が増えていると指摘されて、しんどい状況はわかっているが、社会全体をみての(休業要請)判断」と話した。
インドの二重変異株は、感染拡大の速度を遅くすることが重要と話し「一人でも多くの方にワクチンを広めていく。インド株が英国株にとってかわるようになり、間違いなく感染急拡大する。置き換えの速度を遅らせて、時間を稼ぐ中でワクチンを打つ。(感染を)抑えられませんというのが事実。遅らせることが重要」と言葉を強めた。
また、現在31日まで発出されている緊急事態宣言の延長や、休業解除基準についての質問には「5月31日までは期間中。減少傾向だが変異株は感染拡大力が強い。医療体制も非常に厳しい状況が続いている。それも踏まえて来週本部会議で判断したい。中身の措置はその段階で判断したい」とした。政府で延長論が高まっているという報道についても「最終的には政府が判断するところ。ただ、事業者の方も準備がある。大阪としては来週中旬前後には判断して国に伝える。基本的対処方針でどうなるかわからないが、まず大阪でどうするか。自分の考えもまとめて、今週末の数字も見て判断したい」と述べた。