「地域のまとめ役だった」元町議の男性、自宅で縛られ死亡…なくなった軽トラは鍵付きで発見

24日午前6時15分頃、熊本市南区城南町東阿高、農業中村尊徳さん(74)方で、中村さんが手首と足首をひものようなもので縛られて倒れているのを、妻(60歳代)が見つけ、親戚を通じて110番した。熊本県警熊本南署員が駆けつけたが、死亡が確認された。県警は殺人事件の可能性があるとみて、司法解剖して詳しい死因を調べる。
発表によると、中村さんは平屋の寝室の床に倒れていた。目立った外傷や争った跡は見られないという。妻と2人暮らしで、妻は「23日午後9時頃まで一緒に過ごした後、別々の部屋で就寝した」と説明しているという。
自宅から中村さんの軽トラックがなくなり、県警が捜索したところ、現場から西に約4キロ離れた同県宇土市花園町の路上で見つかった。施錠されておらず、鍵も付いたままだった。
中村さんは1999年~2010年、熊本市と合併する前の旧城南町で町議を務めていた。近所の男性(49)は「(地域の)まとめ役だった。何があったんだろうか」と話した。夫婦と親交があったという女性(68)は「数日前に見かけた時も、普段と変わらない様子だった。よく働く人だった」と語った。
現場は、九州自動車道城南スマートインターチェンジから南西に約2・5キロで、国道266号沿いの住宅が点在している地域にある。