東京都の小池百合子知事は4日の定例会見で、今夏の東京五輪・パラリンピックにおける新型コロナウイルス対策について「来日人数の削減の徹底、行動管理・健康管理の徹底、そして医療体制見直しの徹底、この『三徹』ということで対策の具体化を進めている」と述べた。
コロナ禍での大会開催には国内外から悲観的な意見が相次いでいる。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は2日の国会で、今夏の開催について「今の状況でやるというのは普通はない」と現状の感染状況下での開催に懐疑的な考えを示した。また、開催する場合には規模などの最小化が「主催者の義務だ」と訴えた。
小池氏はこの日の会見で、これら尾身氏の発言について「承知している」とした上で、「安全安心な大会に向けての着実な準備を進めていく」と改めて開催へ前向きな姿勢を示した。