宮城県警高速隊は8日、多賀城市鶴ヶ谷、無職の男(59)を道路交通法違反(あおり運転)容疑で逮捕した。昨年6月施行の改正道交法で創設された「あおり運転(妨害運転)罪」での逮捕は県内初。
発表によると、男は3月10日午前7時35分頃、仙台市若林区荒井の仙台東部道路上り線を中型ダンプで走行中、追い越し車線を走っていた30歳代女性の普通乗用車に対し、約7キロにわたって車間距離を詰め、クラクションを鳴らしながら追い回すなどして通行を妨げた疑い。調べに対し、「間違いない」と容疑を認めている。
目撃者から塩釜署に通報があり、県警はドライブレコーダーの映像などをもとに捜査を進めていた。