愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で、署名活動団体に10万円を寄付した名古屋市の男性(62)が、団体会長の高須克弥氏(76)に寄付金の返還を求める訴訟を名古屋簡裁に起こした。提訴は10日付。
訴状などによると、男性は昨年10月、団体に10万円を寄付し、署名集めに協力した。その後、署名偽造事件が発覚したことから、男性は「寄付金を違法行為に使うことは許されない」として、返還するよう主張している。高須氏は代理人を通じ、「不当な要求には屈しません。徹底的に争います」とコメントした。
事件を巡っては、別の運動協力者の男性が団体と高須氏らを相手取り、500万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こしている。