菅義偉首相、就任9か月で文在寅大統領と初対面 政府「文氏から歩み寄って来た」

韓国大統領府報道官は13日、文在寅大統領がG7サミットが開催されたホテルで菅首相とあいさつしたと発表した。両氏は、菅氏が首相に就任して間もなくの昨年9月24日に電話会談を行っているが、直接の対面は初めて。
報道官は、ホテルで会議が始まる前に両首脳が偶然会い、互いに会えてうれしいとの趣旨の言葉を交わしたと説明したが、それ以外にどのような話をしたのかは明らかにしていない。日本政府は「文氏から首相に歩み寄って来て、声を掛けた」としている。また、会議後の夕食会の場でも両者はそれぞれの夫人を交えて短時間ではあるが会話を交わした。
最近の日韓首脳の“初対面”は、野田佳彦元首相が2011年9月に就任した20日後に米ニューヨークで当時大統領だった李明博氏と会談。安倍晋三前首相と朴槿恵前大統領は、朴氏が就任から半年後の13年9月にG20首脳会合が行われたロシアのサンクトペテルブルクで接触した。安倍氏と文氏が初めて顔を合わせたのは文氏の就任約2か月後の17年7月に行われたG20。今回は菅氏就任から約9か月が経過しており、戦後最悪とされる冷え込んだ日韓関係を象徴する形となった。