東京都の小池百合子知事は17日、政府が東京などに対する緊急事態宣言を20日に解除し「まん延防止等重点措置」に移行する方針を固めたことを受け「都内感染状況は予断を許さない厳しい状況だ。(新規感染者は)減ってはいるものの、ここで緩めてはいけない重要な時期だ」と述べた。
「まん延防止」移行に伴う措置について、都は飲食店などで午後7時まで酒類提供を認め、利用客の滞在時間を1時間半程度に制限するなどの案を軸に調整を進めている。小池氏は、同措置の対象地域などについては「検討中」とした。
都は17日、専門家を交え新型コロナウイルス感染状況を分析する定例のモニタリング会議を開催し、感染状況、医療提供態勢ともに4段階中最も深刻な警戒レベルを維持した。
同会議に出席した専門家は、都内感染状況について「感染再拡大の危険性が高い。新規陽性者数が下げ止まっており、増加比が今後100%を超えることが強く懸念される」との認識を示し、「これまで以上に人流増加の抑制や感染防止対策を徹底し、感染再拡大を防止しなければならない」と危機感を強めた。
また、同会議では都内主要繁華街の滞留人口が5週連続で増加しており、緊急事態宣言発令前の水準に戻りつつあることが報告された。