まん延防止初日の朝、目立った変化なく 宣言解除に期待の声も

東京、大阪など7都道府県で新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が20日に解除され、21日からまん延防止等重点措置に移行した。JR東京駅周辺では21日朝、大勢の通勤客が行き交い、宣言期間中と目立った変化はなかったが、通勤客からは宣言解除に期待する声も聞かれた。
営業先に向かっていた神奈川県藤沢市の会社員、小椋卓也さん(53)は「宣言中は客との打ち合わせがオンラインなどに指定されることが多くなっていた。まん延防止措置に移行することで会ってくれるようになった」と喜ぶ。「感染対策が浸透していて、どの会社も対策を取っているので、人と会うことに不安はない」と話した。
まん延防止措置への移行により、一定の条件下で飲食店は酒類が提供できるようになる。コンビニ業界で働く吉迫真輝さん(28)=東京都足立区=は「元々、コンビニは飲み会前後に利用する人が多い。酒類提供が可能になることで会社の売り上げも上がると思う」と期待する一方、「リモートでの勤務が可能なことが認識されてきたので、どこまで客が増えるか不安な部分もある」と語った。【道下寛子】