高知地検中村支部(高知県四万十市)の男子トイレに火を付け、建物を焼損しようとしたとして現住建造物等放火未遂の罪に問われた無職岡田高重被告(97)の裁判員裁判で、高知地裁は29日、懲役5年(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。
最高裁によると、今年4月までの裁判員裁判で判決言い渡し時の被告の最高齢は95歳。岡田被告が最高齢とみられる。
検察側などによると、被告は大阪府警の元警察官。
判決理由で吉井広幸裁判長は、被告が関係した交通事故の捜査が不適切だったとして検察官に恨みを抱き「ぼや騒ぎを起こそう」と考えたと指摘。「動機は身勝手で自己中心的」と批判した。