停滞する梅雨前線の影響で、中国地方を中心に8日も激しい雨が続いた。広島県三原市では河川の堤防が決壊し、危険度が最も高い警戒レベル5の「緊急安全確保」が発令された。読売新聞の8日午後5時現在のまとめでは、中四国と近畿地方の6県で約57万世帯127万人に避難指示が出された。
気象庁によると、広島県では、7日夜遅くから8日午前にかけて大雨となり、12時間の最大雨量は、広島市196ミリ、竹原市193ミリと、いずれも観測史上最大を記録した。鳥取県でも8日午後6時30分までの72時間雨量が、倉吉市389ミリ、鳥取市322ミリと観測史上最大となった。
広島県三原市では、天井川の堤防が長さ約10メートルにわたって決壊した。島根県出雲市猪目町では、7日の土砂崩れで25世帯が一時孤立。陸上自衛隊出雲駐屯地の隊員約30人が土砂を撤去し、8日昼過ぎに孤立は解消した。