家電販売店などに「民泊施設やホテルに納品する」とうそをつき、代金を支払わずに計約3000万円分の家電や食品をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は6日、東京都江東区東陽1、職業不詳、塚本勉容疑者(76)ら5人を詐欺容疑で逮捕した。取引を持ち掛けて商品を詐取するのは「パクリ屋」と呼ばれ、古典的な詐欺の手口とされる。同課は全国の約30社から計約1億円分の商品をだまし取って転売したとみて調べる。
逮捕容疑は2019年9月中旬~11月下旬ごろ、都内の家電販売店や青果販売会社、秋田県のうどん製造販売会社など計4社に対し、民泊施設やホテル、介護施設などに納品すると虚偽の説明をし、テレビ数十台や冷凍ホタテなどの海産物計約3000万円分をだまし取ったとしている。認否は明らかにしていない。
塚本容疑者ら4人は同様に約2400万円分の商品を詐取したとして6月に逮捕されていた。【安達恒太郎】