埼玉県知事「東京由来の感染増」と指摘 近く専門家会議で対策

新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」が4回目の延長期間に入った中、埼玉県の大野元裕知事は13日の定例記者会見で「特に朝霞、新座、和光、ふじみ野、戸田で、東京都由来の感染が増えている」と指摘し、県境をまたぐ移動の自粛を改めて呼びかけた。県は東京由来の感染増加への対策について、近く専門家会議を開いて意見を聞く。
県によると、感染経路別の分析では、東京由来の感染者は7日までの1週間で184人と全体の2割を占め、家庭内感染(222人)に次いで多くなっている。
大野知事は「都内の職場や、都内での飲食が原因とみられる感染が多い。東京との往来は極力控え、やむを得ずに行く場合は直行直帰の徹底をお願いする」と訴えた。
一方、高齢者施設では感染が落ち着きつつあり、2020年10月に平均16人だった1施設あたりの平均感染者数が、今年6月には1・4人と10分の1以下に減少。感染者数全体でも高齢者の割合は少なく、50代以下が9割を占めているという。【岡礼子】