元農林水産相で元衆院議員の吉川貴盛被告(70)が鶏卵業者から現金を受け取ったとされる汚職事件で、贈賄罪などに問われた鶏卵大手「アキタフーズ」(広島県福山市)元代表の秋田善祺被告(87)の公判が6日、東京地裁(向井香津子裁判長)であった。被告人質問で秋田被告は改めて起訴内容を認めつつ、「大臣だから金を差し上げたのではなく、以前から支援していた」と述べた。
秋田被告は、事件前から吉川被告を含む複数の政治家に対し、「養鶏業界の諸問題を勉強してほしい一心」で、自身の給与の中から現金を渡していたと説明。農水相在任中の吉川被告に提供した500万円もその延長だったとし、「在任時に差し上げたことは大変失敗で、反省している」と話した。
[時事通信社]