東京都の小池百合子知事は6日の定例会見で、東京五輪閉幕後の24日から開催予定のパラリンピックについて「希望の明かりとなりますよう大会関係者と連携し万全を期す」と述べ、予定通り開催する方針を強調した。
小池氏は、この日大会15日目を迎えた五輪の大会運営について「おおむね順調だ」と述べ、多くの都民が競技をテレビ観戦しているとし「(五輪が)ステイホームにつながっている」との見方を示した。
一方で、感染状況は悪化の一途をたどっている。都内では5日、新型コロナウイルスの新たな感染者が5042人確認され、2日連続で過去最多を更新。同日都庁内で行われたモニタリング会議では、専門家から現在の増加比を2週間継続した場合、新規感染者数の7日間平均が今月18日には1日1万909人となり、「都民の1000人に1人が毎日感染する」との厳しい試算が示された。
パラ開幕前に更なる感染急拡大が予測されるが、小池氏は「既に関係者やアスリートの入国が始まりキャンプ地に向かわれている」とし、「水際対策や健康、行動管理など感染防止対策の徹底を図り安全安心な大会にすることはパラリンピックも同じだ」と強調。
観客上限については、五輪閉会後にIOCや大会組織委員会などによる5者協議で判断するとし「大会成功のためにもよりしっかりとした対応策が必要だ」との考えを示した。