女性入所者の飲み物に職員が下剤混入…新規利用者の受け入れ3か月停止

職員が女性入所者の飲み物に下剤を混入させる身体的虐待をしたとして、北海道函館市は11日、社会医療法人高橋病院が経営する「認知症高齢者グループホーム秋桜」に対し、介護保険法に基づき、9月から新規利用者の受け入れを3か月停止とする行政処分を行った。女性は数日間下痢症状を訴えたが、命に別条はないという。
市や病院によると、今年3月、「入居者が短期間でたびたび腹を下している」と別の職員から上司に相談があった。施設内の防犯カメラを確認したところ、職員が液体の下剤を混入させる様子が映っていた。病院からの報告で市が監査した結果、身体的虐待と認定した。職員は混入を認めているといい、5月に依願退職した。病院は北海道警に被害届を出した。
病院の笹谷健一常務理事は「入居者と家族に多大な迷惑をかけ、大変申し訳ない。職員教育を徹底していく」と謝罪した。