ホームレスにワクチン接種へ、NPOが希望者を確認…市は住民票なくても接種券発行

北九州市は、新型コロナウイルスワクチンのホームレスへの接種を9月に行うことを明らかにした。ホームレスの自立支援に取り組む同市のNPO法人「

抱樸
(ほうぼく)」(奥田知志理事長)と連携し、接種希望者の確認作業を進めている。
市によると、市内で野宿をしている人は今年1月時点で50人いる。抱樸が炊き出しや相談会の場で聞き取りを行い、接種希望者のリストを市に提出。市内での生活実態が確認できれば、市は住民票の有無にかかわらず接種券を発行する。接種券は抱樸のスタッフが本人に手渡す。
ワクチンはファイザー製で、1回目は9月4日、2回目は同25日に実施する予定。小倉北区と八幡西区の集団接種会場を使用する。
接種券は市区町村が住民登録をしている人を対象に発行・送付するが、ホームレスには届かないこともある。厚生労働省は各自治体に対し、ホームレスへの接種も進めるよう呼びかけている。