石破氏、総裁選不出馬を示唆…「感染急拡大の最中の表明は個人的に違和感」

自民党の石破茂・元幹事長は20日、自身のブログで、9月末の任期満了に伴う党総裁選について、「(新型コロナウイルスの)感染急拡大の最中に、名乗りをあげると表明することには個人的に違和感を覚える」と記し、出馬を見送る意向を強くにじませた。
石破氏は20日のBSフジの番組でも現在は新型コロナ対策に注力すべきだとしたうえで、「菅首相では選挙を戦えないので顔を替えるということが国民に理解されるのか、国民にどう映るのか、我々は恐れを持って考えなければならない」と指摘した。
総裁選には、下村政調会長と高市早苗・前総務相が出馬に意欲を示している。