固体ロケット、10月に打ち上げ イプシロン5号機、JAXA

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、固体燃料ロケット「イプシロン」5号機を、10月1日午前9時48分ごろ~59分ごろに、鹿児島の内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)から打ち上げると発表した。イプシロンの打ち上げは2019年1月以来。
JAXAは新たな研究や技術の実証を目指すプログラムを進めており、イプシロン5号機はJAXAのほか高知工業高専や帝京大、川崎重工業など研究、教育機関や民間企業が開発した9機の衛星を一度に打ち上げる。
JAXAが開発した固体ロケットのイプシロンは13年以降、これまでに4機の打ち上げが成功している。