自宅療養者を8000人過大計上、他県より数が多く判明

埼玉県は24日、新型コロナウイルス感染者の自宅療養者数を数千人規模で過大計上していたと発表した。県幹部によると、約8000人に上るという。同県の自宅療養者は1万8674人(23日現在)となっているが、県は正しい数字を精査している。コロナ対策を講じる上で根拠となる、患者の総数や入院率などにも影響するという。
県によると、自宅療養者の健康観察を行う「県宿泊・自宅療養者支援センター」の業務が新規感染者数の増加により

逼迫
(ひっぱく)したため、センターは自宅での治療が終わった人などの数を集計して保健所に報告することを怠っていた。
同センターの業務は県が民間に委託。8月上旬、他県と比べて自宅療養者の数が多いことを県が不審に思い、業者に問い合わせたところ、人数の誤りが判明した。県は、誤りについて厚生労働省にも報告した。
県保健医療部の小松原誠副部長は「事務処理が滞っていたことを正直におわびしたい」としている。