新型コロナウイルスに感染した千葉県の妊婦が自宅療養中に早産し、新生児が死亡した問題を受け、厚生労働省は各自治体に、妊婦のワクチン接種を早期に円滑に進めるため、予約で優先するなどの配慮を求めた。23日付文書で通知した。
文書では、ワクチンが妊婦と胎児に悪影響を及ぼすという報告はないとした上で、▽予約やキャンセル待ちの際、可能な範囲で妊婦を優先する▽妊婦を接種対象に組み込む――などの対応を求めた。
また、同省はサイトに掲載している妊婦用のパンフレットも改訂し、妊娠時期を問わず、夫やパートナーも一緒に接種するよう呼びかけた。
妊婦の新型コロナワクチン接種については、米疾病対策センター(CDC)が今月、流産のリスクが高まることはないという研究結果を基に「個人の判断による」とする見解を「接種を推奨する」と修正した。