2日午前7時20分頃、高知県南国市大そねの路上で、男女2人がイノシシに次々襲われた。イノシシは約40分後に近くで南国署員らが捕獲し、殺処分された。イノシシに右足のすねをかまれた80歳代男性は「イノシシが突進してきて押し倒された。もう助からんと思った」と振り返った。
南国署によると、後免町電停近くの路上で、20歳代の女性が、草むらに隠れていたイノシシに足をかまれ、約4分後に約200メートル東のコンビニ前で男性が足をかまれた。イノシシは同署員と消防署員が近くの畑で捕まえた。男性は買い物帰りで、夢中で蹴って追い払ったという。
現場は南国市中心部の商店や住宅が立ち並ぶ市街地。近くのコンビニ店店長の女性(42)は「こんな街中でイノシシが出るなんて。子どもも通る道なので心配」と話す。
市農林水産課の担当者は「夏場は山にえさが少なくなる。畑の農作物を食べに来たのでは」と話し、県警は、「親や子のイノシシが近くにいる可能性がある」と注意を呼び掛ける。