山梨県の長崎幸太郎知事は7日、新型コロナウイルスで県内に適用されている「まん延防止等重点措置」について、期限の12日までとし、延長しないよう政府に求めていることを明らかにした。
県は先月20日から、飲食店に対する独自の休業や時短営業の要請を継続した上で、県内全域で酒類の提供停止を求めている。
長崎知事は7日、報道陣に対し、県内の感染者数が減少している点を挙げ、「県民の我慢の成果が数字としてみえている」と評価。「規制は必要最小限であるべきだ。いつまでも続けると効果もなくなっていくのではないか」と述べ、重点措置の延長に否定的な考えを示した。